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自民党総裁に石破茂氏

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自民党総裁選は9月27日に投開票され、石破茂氏が決選投票で高市早苗氏を逆転で破り、第28代総裁に選ばれました。総裁任期は3年です。石破氏は10月1日召集の臨時国会で、よほどのことがなければ(あったら面白いけど)第102代首相に選出されます。

今回の総裁選は過去最多の9人による争いとなりました。

国会議員票(368票)と党員・党友による地方票(368票)で争う投票で、1位となったのは高市さん(議員票72票+地方票109票=181票)。2位が石破さん(議員票46票+地方票108票=154票)でした。

この投票で過半数を獲得した候補者はいなかったため、高市さんと石破さんによる決選投票が行われました。

国会議員票(368票)と各都道府県連が1票ずつ投票する都道府県連票(47票)で争う決選投票では、石破さんが215票(議員票189票+都道府県連票26票)獲得し、194票(議員票173票+都道府県連票21票)の高市さんを破りました。

決選投票で逆転した要因

決選投票の逆転劇を生んだ要因は2つ。

一つは、退任する岸田文雄首相が率いる旧岸田派の支援。今回の総裁選には、旧岸田派からは林芳正官房長官と上川陽子外務大臣が出馬。この2人は決選投票に進むことができず、岸田さんは石破さんか小泉さんが決選投票に残ればいずれかに投票するように指示していたといわれます。

もう一つは菅義偉前首相の支援。菅さんは小泉さんを支援していましたが、決選投票では石破さんの指示に回りました。

石破さんは記者会見で今秋にも衆議院を解散し、総選挙を行う考えを示しました。
…あれ、なんか言うてたんと違う…?

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